コピー用紙1枚が、暮らしを変える魔法の道具に。今すぐ試したいコピー用紙活用法
ライフスタイル
家のどこかにきっとある、コピー用紙。プリンターの横で眠っていたり、子どもの落書き用にストックしていたりしませんか。実は、このごく普通の紙1枚が、買い物に行く手間を省いてくれる便利な生活用品に変身するんです。
私も最初は半信半疑でした。「紙なんてすぐ破れるでしょう」と思っていたんです。でも、ちょっとした工夫をするだけで、意外なほど実用的なアイテムが作れることに気づきました。しかも、作る過程そのものが、慌ただしい日常の中でほっと一息つける時間になったりもします。
今回は、私が実際に試してみて「これは使える」と感じたコピー用紙の活用法をご紹介します。特別な道具や技術は必要ありません。誰でも、今すぐ、手元にある紙1枚から始められる暮らしの工夫です。
本を大切に包む、自分だけのブックカバー
新しく買った本や、図書館で借りてきた本をそのまま持ち歩くのは、なんとなく気が引けませんか。カバンの中で角が折れたり、表紙が汚れたりするのが心配になります。かといって、書店で買った本についてくる紙のカバーは意外とすぐに破れてしまいますし、市販のブックカバーを買うのも、サイズを確認したり選んだりする手間がかかります。
そんなとき、コピー用紙1枚があれば、文庫本から新書、ハードカバーの単行本まで、ほとんどの書籍に対応できるブックカバーを作ることができます。作り方は本当にシンプルで、紙を本のサイズに合わせて折り込んでいくだけ。慣れてくれば、3分もかからずに完成します。
作り方は本当に簡単です。まず、コピー用紙を横長に置いて、上下の余った部分を本の高さに合わせて折り込んでいきましょう。次に、左右から紙を本に巻きつけるように折り、表紙と裏表紙の内側に紙の端を差し込みます。このとき、きつすぎず緩すぎない程度に調整するのがコツです。本のサイズによっては、コピー用紙の向きを変えたり、少し斜めに配置したりすると、ちょうど良いサイズになります。
私がこの方法を知ってから変わったのは、本との向き合い方でした。白い紙のブックカバーに、その本から印象に残った言葉を書き込んだり、読んだ日付をメモしたり。自分だけの読書記録を残せる楽しみが生まれたんです。マスキングテープやスタンプで装飾すれば、世界に一つだけのオリジナルカバーになります。
何より、図書館の本を汚してしまう心配がなくなったのが大きな安心感です。コーヒーを飲みながら読書を楽しんでも、万が一こぼしてしまったときに被害を最小限に抑えられます。コピー用紙なら、汚れたらすぐに新しいものと交換できるのも便利ですね。
突然のゴミにも慌てない、即席ゴミ箱
リビングでお菓子を食べているとき、デスクで作業をしているとき、ベッドサイドで夜食を食べているとき。ゴミ箱が遠くて、「ああ、近くに小さなゴミ箱があればいいのに」と思う瞬間があります。かといって、部屋のあちこちに小さなゴミ箱を置くのも、掃除の手間が増えるだけです。
コピー用紙で作る即席ゴミ箱は、まさにこういう「ちょっとした不便」を解消してくれる存在です。作り方はいくつかありますが、ここでは私がよく使う折り方をご紹介します。
(コピー用紙だとサイズが小さい場合は、新聞やチラシで作るのもおすすめです)
①まず、コピー用紙を半分に折ります。
②さらに半分に折ります。
③片側を広げて三角に折ります。
④裏返して同じように折ります。
⑤片側をめくります。裏も同じようにめくります。
⑥片方を中央に向かって折ります。
⑦同じようにもう片方を中央に向かって折ります。
⑧裏返して同じように折ります。
⑨下側を折ります。
⑩もう一度折ります。
⑪裏返して同じように折ります
⑫広げて完成です。
私がよく作るのは、料理をするときのキッチンカウンターの上です。野菜の皮やヘタ、パッケージの切れ端など、調理中に出る細かいゴミをサッと入れられる場所があると、作業効率が驚くほど上がります。使い終わったら、ゴミと一緒にそのまま捨てられるので、洗う手間もかかりません。
来客時にも重宝しています。お茶菓子を出すとき、小さな紙製のゴミ箱をさりげなくテーブルに置いておくと、お客さまがお菓子の包み紙を捨てる場所に困ることがありません。ちょっとした心配りですが、「あ、気が利くな」と思ってもらえることがあります。
スマートフォンを快適に使える、簡易スタンド
動画を見たり、オンライン会議に参加したり、レシピを見ながら料理をしたり。スマートフォンを立てかけておきたい場面は、思いのほか多いものです。専用のスタンドを買うのもいいですが、置き場所を取りますし、持ち運びには不便です。
A4コピー用紙で作るスマホスタンドは、必要なときにサッと作れて、使わないときは畳んでおけるのが最大の利点です。ここでは最もシンプルな作り方をご紹介します。
①まず、コピー用紙を半分に折ります。
②広げて中央に向かって折ります。
③もう片方も同じように折ります。
④さらに中央に向かって折ります。
⑤もう片方も同じように折ります。
⑥半分に折ります。
⑦山側を2cm程度折ります。
⑧広げて線に沿って折ります。
⑨もう片方も同じように折ります。
⑩上下を重ねます。
⑪形を整えて完成です。
私が特に便利だと感じたのは、カフェで時間を潰しているときのことでした。動画を見ようとしても、スマホを立てかける場所がなく、手に持ったまま見るしかありません。でも、紙さえ1枚あれば、すぐにスタンドを作ることができます。
キッチンでも大活躍しています。レシピサイトを見ながら料理をするとき、スマートフォンを立てかけておけば、両手が自由に使えます。画面を確認するたびにいちいち手を洗って触る必要もありません。水や油で汚れても、紙のスタンドなら気兼ねなく捨てられます。
強度が心配という方もいるかもしれませんが、折り方次第で驚くほどしっかりします。
ただ、長期間使うなら、やはり専用のスタンドを買った方が良いかもしれません。あくまでも「今すぐ欲しい」というときの応急処置として、とても優秀です。
ちょっとした贈り物に、マチ付き紙袋
お菓子やちょっとしたプレゼントを渡したいとき。「あ、紙袋がない」と気づくのは、だいたい夜遅くだったり、急いでいるときだったりします。コンビニまで買いに行くのも面倒ですし、たった1枚のために出かけるのは非効率です。
コピー用紙があれば、マチ付きの紙袋を自作することができます。マチがあることで、厚みのあるものや複数のアイテムを入れやすくなり、見た目もしっかりとした贈り物らしい雰囲気になります。
作り方は少しコツが要りますが、慣れれば5分ほどで完成します。
①まず、コピー用紙を縦に置き、上側を1cmほど残して折ります。
②残した部分を折ります。
③一度広げて、1cm折った部分にのりを塗ります。
④貼りつけて筒状にします。
⑤下側を好きな幅に折ります(袋の底になる部分です)。
⑥広げて両側に三角形ができるように折ります。
⑦下側を中央線より少し上に折ります。
⑧中央線からはみ出した部分を折り返します。
⑨折り返した部分に合わせるように上側を下に折ります。
⑩一度広げて上側を内側になる部分にのりがつかないようにのり付けして貼ります。
⑪下側を先ほど折り返した線に沿って折ります。
⑫内側になる部分にのりがつかないようにのり付けして貼ります。
⑬底にできた三角形に沿って横側を折って線をつけます。
⑭同様にもう片側も折って線をつけます。
⑮ひっくり返して同様に両側に線をつけます。
⑯広げて完成です。
私が印象的だったのは、娘の友達へのちょっとしたお礼を渡すときでした。市販の紙袋だと少し大げさな印象になりそうで、かといって手ぶらで渡すのも気が引ける。そんなとき、A4用紙で作った小さな紙袋に、娘が描いた小さなイラストを添えて渡したら、とても喜んでもらえました。
サイズも自由に調整できるのが利点です。小さなクッキーを入れるなら小ぶりに、複数のアイテムを入れるなら大きめに。用途に合わせて最適なサイズを作れるので、無駄がありません。色つきの画用紙を使ったり、スタンプやマスキングテープで装飾したりすれば、オリジナリティあふれる贈り物用の袋になります。
ただし、重いものや壊れやすいものを入れる際には、やはり市販の丈夫な紙袋を使うべきです。あくまでも、ちょっとした受け渡しや、軽いものを入れる用途に留めておくのが無難でしょう。
身近な紙が教えてくれる、暮らしの可能性
コピー用紙1枚。たったそれだけのもので、こんなにも多くの生活用品が作れることに、私自身驚いています。もちろん、専用の製品と比べれば耐久性や機能性は劣るかもしれません。でも、「今すぐ欲しい」「ちょっとだけ必要」という場面で、買い物に行く時間や手間を省いてくれるのは、忙しい日常の中でとても大きな助けになります。
何より、身近にあるものを工夫して使うという行為そのものが、暮らしを見つめ直すきっかけになりました。「これって買わなきゃいけないもの?」「家にあるもので代用できないかな?」そう考えるようになってから、無駄な買い物が減り、部屋もすっきりしてきた気がします。
紙を折る時間は、スマートフォンから離れて手を動かす、ちょっとした瞑想のような時間でもあります。何かを作り出す喜びは、完成したものの実用性以上に、心を豊かにしてくれるものです。
もしあなたの家にも、使っていないコピー用紙があるなら、ぜひ一度試してみてください。たった1枚の紙が、あなたの暮らしを少しだけ楽にしてくれるかもしれません。そして、その小さな工夫が、日々の暮らしをもっと自分らしく、もっと楽しいものに変えていく第一歩になるはずです。


