寄付して終わりじゃもったいない! ふるさと納税を120%活用する賢い夫婦のライフハック


「ふるさと納税って、何だか難しそう…」
「結局、お得なの?」
そう感じていませんか?
かつては一部の人が利用する制度だったふるさと納税も、今ではすっかり私たちの生活に根付いています。ただ、その制度の全体像や、最大限にお得に活用する方法を知らないまま、「とりあえず寄付して返礼品をもらう」だけで終わってしまっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ふるさと納税をただの「寄付」ではなく、家計を助ける強力なツールとして使いこなすためのライフハックを、初心者の方でもわかるように徹底的に解説します。
- ふるさと納税の仕組みがイマイチわからない…
- どんな返礼品を選べばいいの?
- 共働き家庭や子育て世代に特におすすめの活用法は?
といった疑問にすべてお答えします。
【重要】ふるさと納税のポイント制度、2025年10月より変更に!お得なポイント獲得は9月末までがラストチャンスです!
ふるさと納税、ここがポイント! 押さえておきたい基本のキホン
まずは、ふるさと納税の基本的な仕組みからおさらいしましょう。すでに知っている方も、この機会に再確認してみてください。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、 「自分が応援したい自治体に寄付ができる制度」です。寄付をすると、そのお礼として地域の特産品など、素敵な 「返礼品」がもらえます。
そして、寄付した金額のうち、 自己負担額の2,000円を除いた全額が、所得税や住民税から控除される(差し引かれる)仕組みです。
つまり、「寄付」という形で「税金の前払い」をすることで、返礼品が実質2,000円でもらえる、というわけです。
【ふるさと納税の仕組み】
1. 寄付上限額を計算する
2. 寄付先と返礼品を選ぶ
3. 寄付をする
4. 返礼品が届く
5. 確定申告またはワンストップ特例制度で税金控除の手続きをする
6. 翌年の住民税が安くなる
「難しい手続きがあるんじゃない?」と心配になりますよね。でも安心してください。後ほど詳しく解説しますが、 会社員であれば「ワンストップ特例制度」を使えば、確定申告なしで手続きが完結します。
あなたの寄付上限額はいくら?
ふるさと納税で控除される金額には、年収や家族構成によって決まる 「寄付上限額」があります。この上限額を超えて寄付してしまうと、超えた分はただの寄付となり、税金控除のメリットが受けられなくなってしまうので注意が必要です。
あなたの寄付上限額を知るには、各ふるさと納税サイトのシミュレーターを利用するのが一番簡単です。
楽天ふるさと納税の簡単シミュレーター
https://event.rakuten.co.jp/furusato/mypage/deduction/
家族構成や年収、控除額などを入力するだけで、おおよその上限額がわかります。
シミュレーションはあくまで目安です。より正確な金額を知りたい場合は、お住まいの自治体の住民税担当部署に確認したり、お勤め先の源泉徴収票を確認したりしましょう。
失敗しない! 賢い返礼品の選び方3つの鉄則
せっかくふるさと納税をするなら、最大限に家計に役立つ返礼品を選びたいですよね。ここでは、賢い夫婦が実践している返礼品の選び方をご紹介します。
鉄則1:日々の食費をまかなう「消えもの」を選ぶ
ふるさと納税は、日々の食費をまかなう絶好の機会です。お米、お肉、魚介類、野菜、果物など、毎日の食卓に欠かせない「消えもの」を選ぶことで、スーパーでの買い物の回数や金額をグッと減らすことができます。
特に、 冷凍保存できるお肉や魚介類はおすすめです。一度に大量に届いても冷凍しておけばいつでも使えて便利ですし、特売日を気にせず計画的に献立を立てることができます。
▼おすすめの返礼品
- お米:「つや姫」「コシヒカリ」など、全国各地のブランド米を食べ比べできるセット。
- お肉:「宮崎県産黒毛和牛」や「国産豚肉しゃぶしゃぶセット」など、大容量で小分けパックになっているものが便利です。
- 魚介類:「北海道産いくら」や「三陸産カキ」など、スーパーではなかなか手に入らない高級品を自宅で楽しめます。
鉄則2:価格が高騰しやすい「日用品」を選ぶ
食品だけでなく、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などの日用品もふるさと納税の対象です。物価上昇が続く中、これらの日用品をふるさと納税でまかなうことは、家計の安定に大きく貢献します。
▼おすすめの返礼品
- トイレットペーパー/ティッシュ:「大容量トイレットペーパー12ロール×8パック」など、一度に大量に届くので買い物の手間が省けます。
- 洗剤/シャンプー:詰め替え用や大容量ボトルを選ぶと、さらに家計に優しいです。
鉄則3:家族で「ご褒美」体験を選ぶ
たまには贅沢な体験を味わうのもいいですよね。ふるさと納税には、旅行券やホテル宿泊券、ゴルフ場利用券など、普段はなかなか手が出せない「体験型」の返礼品も豊富にあります。
- 子育て世代:テーマパークのチケットや体験型アクティビティ
- 夫婦水入らず:温泉旅館の宿泊券やレストランの食事券
といった形で、家族の思い出作りに活用するのも賢い選択です。
【重要】楽天ふるさと納税のポイント活用術は9月末までがラストチャンス!
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、 2025年9月30日までの寄付であれば、私は「楽天ふるさと納税」を強くおすすめします。その理由は、なんといっても 「楽天ポイントが貯まる・使える」という最大のメリットがあったからです。
楽天ふるさと納税は、楽天市場の通常の買い物と同じように、ふるさと納税ができます。つまり、楽天ポイントの還元率が高い 「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」のタイミングで寄付をすれば、寄付金額に応じて大量のポイントを獲得できたのです。
賢くポイントをゲットする3つのステップ(2025年9月末まで)
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楽天ふるさと納税サイトから寄付する
お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどのイベント期間中を狙いましょう。この期間はポイント還元率が大幅にアップします。 -
「お買い物マラソン」を活用する
寄付したい自治体を複数に分けて、1,000円以上の寄付を「ショップ買い回り」としてカウントさせましょう。買い回るショップが増えるほど、ポイント倍率がアップします。(最大10倍) -
SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用する
楽天モバイルや楽天カードなど、楽天のサービスを普段から利用している人なら、SPUによってさらにポイント還元率がアップします。
例えば、年収500万円の会社員(独身)が5万円を楽天ふるさと納税で寄付した場合…
- 通常ポイント:500ポイント
- お買い物マラソン(ショップ数などによって変動):+1,000ポイント
- SPU(楽天カードなど):+500ポイント
- 楽天スーパーセール:+1,000ポイント
…といった形で、 寄付額の数%~数十%相当のポイントを獲得できる可能性があります。
獲得したポイントは、楽天市場での買い物や楽天ペイでの支払いに使えるので、実質的な自己負担額2,000円がさらに安くなるのと同じです。
これは、他のふるさと納税サイトにはない、楽天ふるさと納税だけの大きなメリットでした。
【重要なお知らせ】
2025年10月1日より、ふるさと納税制度の変更に伴い、楽天ふるさと納税での寄付額に応じた楽天ポイントの付与が終了となります。これには、通常ポイント、お買い物マラソンの買い回り、SPU(スーパーポイントアッププログラム)などが含まれます。
したがって、楽天ポイントを活用してふるさと納税を最大限にお得にしたい方は、2025年9月30日までに寄付を完了させることを強く推奨します。
忘れちゃいけない! 確定申告・ワンストップ特例制度の手続き
ふるさと納税で税金控除を受けるためには、 「手続き」が必須です。この手続きを忘れてしまうと、ただの寄付になってしまうので注意しましょう。
会社員なら断然「ワンストップ特例制度」
会社員で、1年間で寄付した自治体が 5自治体以内であれば、 「ワンストップ特例制度」が利用できます。この制度を使えば、 確定申告なしで手続きが完結するのでとても簡単です。
【ワンストップ特例制度の利用条件】
- 確定申告を行う必要がない給与所得者等であること
- 1年間のふるさと納税の寄付先が5自治体以内であること
【手続きの流れ】
- 寄付をする際に「ワンストップ特例制度の申請書を希望する」にチェックを入れる
- 寄付した自治体から申請書が届く
- 必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを添付して自治体へ返送する(期日厳守)
自治体によって、申請書の送付時期や返送期限が異なる場合があるので、必ず確認しましょう。
6自治体以上 or 個人事業主なら「確定申告」
寄付した自治体が6自治体以上の場合や、個人事業主の方、または住宅ローン控除などですでに確定申告をしている方は、 確定申告で手続きを行います。
【確定申告の手続き】
- 1. 寄付をした自治体から送られてくる「寄附金受領証明書」を保管しておく
- 2. 翌年の確定申告期間に、寄附金控除の手続きを行う
「寄附金受領証明書」は、再発行してもらえない場合もあるので、届いたら大切に保管しておきましょう。
【応用編】共働き・子育て世代におすすめのふるさと納税活用術
ここでは、ライフステージに合わせた、より実践的なふるさと納税活用法をご紹介します。
1. 共働き夫婦は「夫婦別々」に寄付する
共働きの場合、夫と妻それぞれがふるさと納税を行うことができます。 寄付上限額は、個人の年収によって決まるため、夫婦それぞれの収入に応じて上限額を計算し、それぞれが寄付をすることで、より多くの返礼品をもらうことができます。
例えば、夫の年収が600万円、妻の年収が400万円の場合、それぞれの寄付上限額が
- 夫:約8万円
- 妻:約4万円
…となり、 合計で約12万円の寄付ができることになります。
返礼品を夫婦で分けて選ぶのも楽しいですね。
ポイント:
夫婦でそれぞれ楽天ふるさと納税を利用すれば、
それぞれがポイントを獲得できるので、さらに家計に嬉しい効果が期待できます。(
※2025年9月30日までの寄付に限る)
2. 子育て世代は「おむつ」や「おもちゃ」を賢くゲット!
「毎月のおむつ代って、意外と家計を圧迫する…」と感じているママパパも多いのではないでしょうか。ふるさと納税では、 大容量のおむつやベビー用品も返礼品として選べます。
▼おすすめの返礼品
- おむつ:パンパース、メリーズなど、大手メーカーのおむつが豊富。
- おもちゃ:知育玩具や絵本、積み木など、子どもの成長に合わせた返礼品があります。
日々の生活必需品をふるさと納税でまかなうことで、その分のお金を貯金に回したり、別のことに使ったりすることができます。
3. 家電好きなら「季節家電」を狙う!
最新の家電製品も、ふるさと納税の返礼品として登場しています。ドライヤー、空気清浄機、ロボット掃除機など、 比較的高価な家電もお得に手に入れるチャンスです。
ただし、家電製品は品切れになりやすいので、早めにチェックしておきましょう。
ふるさと納税を120%活用するまとめ
いかがでしたか? ふるさと納税は、ただの「寄付」ではなく、あなたのライフスタイルや家計に合わせて、様々な活用方法があることがお分かりいただけたかと思います。
- まずはあなたの寄付上限額を知る
- (※9月末まで)楽天ふるさと納税で賢くポイントをゲットする
- 日々の食費や日用品に役立つ「消えもの」を選ぶ
- 忘れずに手続きをする(ワンストップ特例制度がおすすめ)
- ライフステージに合わせて最適な返礼品を選ぶ
この5つのポイントを押さえるだけで、あなたはふるさと納税のプロフェッショナルです。
「寄付して終わり」ではなく、賢く制度を活用することで、翌年の税金を抑えながら、家族の豊かな生活を実現することができます。
2025年10月1日からの制度変更により、ポイント付与のメリットが失われる前に、ぜひ今すぐふるさと納税にチャレンジしてみませんか?
この記事が、あなたのふるさと納税ライフの第一歩になれば嬉しいです。
(注記)
- 本記事に記載されている情報(数値・価格など)は2025年9月時点のものです。制度や返礼品の内容は変動する可能性がありますので、必ず各サイトの最新情報をご確認ください。
- ふるさと納税の控除上限額は、年収や家族構成によって異なります。必ずご自身の状況に合わせてシミュレーションを行ってください。