余ったお餅が絶品ランチに!飽きずに食べきる「悪魔のアレンジ」レシピと保存テクニック

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テーブルの上に置かれた切り餅

お正月のご馳走が一段落した頃、ふとキッチンを見渡すと、使い切れなかった切り餅が残っている、というご家庭も多いのではないでしょうか。最初はあんなに楽しみにしていたお雑煮や磯辺焼きも、数日が過ぎれば「またお餅か……」と少し手が止まってしまうものです。

しかし、お餅は非常に優れたエネルギー源であり、調理法次第で和食に限らず、洋風や多国籍料理にも幅広く応用できます。
今回は、余り物の消費にとどまらず、ランチや軽食としても満足感のあるアレンジレシピと、できるだけ傷ませずに保存するための実践的なコツをご紹介します。


お餅を「パスタ」や「生地」として楽しむ洋風・多国籍アレンジ

お餅を「ご飯」や「パンの代わり」と考えると、料理の幅は一気に広がります。特におすすめしたいのが、お餅の持つ「粘り」と「甘み」を活かした洋風の味付けです。お餅のデンプンは乳製品との相性が非常に良く、チーズやソースと組み合わせることで、まるでお店で食べるような濃厚な一皿に仕上がります。

ここでは、忙しい日でも短時間で完成する、「悪魔的」レシピを2つご紹介します。


【レシピ①】とろ~り背徳の味「餅ミートソース・ラザニア風」

餅ミートソースラザニア風

パスタの代わりに餅を使うことで、ソースと一体感のある食べ応えのある一皿に仕上がります。

  • 材料(1人前)
    • 切り餅:2個
    • 市販のミートソース:1/2袋
    • シュレッドチーズ:30g
    • 牛乳:大さじ1
    • ブラックペッパー:少々
  • 作り方
    1. 切り餅を縦に細めのスティック状に切り、耐熱容器に並べます。
    2. 上から牛乳を回しかけます。
    3. ミートソースとチーズをのせます。
    4. 電子レンジ(600W)で様子を見ながら約2分加熱し、その後トースターで軽く焼き色がつくまで加熱します。
    5. 仕上げにブラックペッパーを振ります。
    ※餅は加熱ムラが出やすいため、中心まで十分に柔らかくなっていることを確認してください。

【レシピ②】カリ・もち・旨い!「餅の明太チーズ韓国風ガレット」

餅の明太チーズ韓国風ガレット

フライパンで焼くことで、外はカリッと、中はもちっとした食感を楽しめます。

  • 材料(1人前)
    • 切り餅:2個
    • 明太子:1/2腹
    • マヨネーズ:適量
    • ごま油:小さじ1
    • 刻み海苔:少々
  • 作り方
    1. 切り餅を薄くスライスします。
    2. フライパンにごま油をひき、餅を重ねて並べます。
    3. フライ返しで軽く押さえながら中火で焼き、両面がカリッとするまで加熱します。
    4. 明太子とマヨネーズを混ぜたものを塗り、刻み海苔を散らします。


お餅を傷ませにくくする保存のポイント

どんなに美味しいレシピがあっても、お餅自体が傷んでしまっては元も子もありません。お餅は水分量が多く、実は非常にカビが生えやすい繊細な食品です。保存状態によっては、見た目以上に劣化が進んでいることもあります。

個包装されていないお餅の場合、一つずつラップでぴっちりと包み、酸化を防ぐためにジップロックなどのフリーザーバッグに入れて空気を抜いてから冷凍庫へ入れましょう。急速冷凍すると、解凍時の食感変化を抑えやすくなります。
目安としては1か月以内に使い切ると、風味を保ちやすくなります。

冷蔵保存の場合は、密閉容器にラップで包んだ餅を並べ、市販のチューブわさびを少量、お弁当用カップやアルミホイルに入れて一緒に保存する方法があります。

※わさびの成分には、カビの繁殖を抑える効果が期待されていますが、完全に防げるわけではありません。冷蔵庫で保存し、状態をこまめに確認してください。 なお、カビが生えてしまった餅は、表面だけを削っても内部まで菌糸が浸透している可能性があるため、残念ながら廃棄するのが安全です。



固くなったお餅を柔らかく戻すコツ

冷凍したお餅や、少し時間が経って表面が乾燥してしまったお餅を調理する際、そのまま焼くと中まで火が通らず、表面だけが焦げてしまうことがあります。ここで活用したいのが、「水にくぐらせてから加熱する」という方法です。

電子レンジを使用する場合、お餅を一度水にさっと浸し、耐熱皿に乗せてふんわりとラップをかけます。500Wで約1分ほど加熱すると、水分がお餅の組織に浸透し、まるでつきたてのような柔らかさが戻ります。

さらに、もう一段上の仕上がりを目指すなら、お餅の表面に薄く「お酒(料理酒)」を塗ってみてください。アルコールが加熱によって飛ぶ際に、お餅をよりふっくらと膨らませ、特有の香ばしい風味を一段引き上げてくれます。


まとめ

お餅は、お正月の主役を終えた後も、私たちの日常を彩る万能な食材です。調理法を少し変えるだけで、毎年悩まされていた「お餅の消費問題」は、楽しい「献立のバリエーション」へと変わるはずです。

保存方法や加熱の工夫を意識することで、無理なく安全に最後まで使い切ることができます。今年はぜひ、余ったお餅を新しい一品として食卓に取り入れてみてください。



[参考]
農林水産省「正月に余った餅の食べ方・保存法」
ウェザーニュース「お餅の保存法とカビ対策」(宮城大学・金内誠教授監修)

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